Arsenal Dependence
〜Unbeaten世代を超えて〜  過渡期にある今だからこそ、声を大にして言いたい。                                                      I am Gooner!
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EURO2008 Final Span - Germany
前回に引き続きEuroの話題を。
折角の4年に一度のお祭りですから、新鮮な内に記事にしておきましょう。



【Spainが44年ぶりの戴冠】

大舞台で消えてばっかりだった、肝っ玉の小さいトーレスの右足により、Spainが44年越しの悲願を果たしました。

両チームにはスコア以上の差があったと思います。中盤のビルドアップや個々のテクニックで適わないGermanyにとって、放り込みによるパワープレイかセットプレイで攻撃の糸口を見付けるより他ありませんでしたが、Germany(シュバインシュタイガー)のFKは悉く期待はずれ。あれじゃ勝てるものも勝てないですよ。
失点シーンは、ラームがアウトからぶっち切られたのも問題ですが、恐らくラームはレーマンに任せようと思ったんじゃないですかね。そして、レーマンも“ラームが何とかしてくれそう…”という一瞬の油断のせいで、飛び出しが遅れてました。トップスピードからチョコンと浮かしたトーレスのテクニックも褒めるべきですが、あれは防げない失点ではありませんでした。レーマン悔しいでしょうね。

元England代表ギャリー・リネカーは、かつて
“Football is a simple game;22 men chase a ball for 90 minutes. And at the end, the Germans always win.”
という名言を残しましたが、今試合のGermanyから、“らしさ”を感じることはありませんでした。SemiFinalのTurkey戦を勝利した時点で、ゲルマン魂は打ち止めだったんですかね。



一方のSpainですが、セスク先発には驚きました。試合前アラゴネスが「4-4-2を考えている」なんて言ってたんで、てっきり途中出場だと思っていました。
初っ端からクアトロ・フゴーネスが揃ったわけですが、立ち上がりは思いの他Germanyがボールを支配してましたね。今回のSpain優勝により、やれ「超攻撃的フットボール再び席巻か」だの「ポゼッションフットボールの勝利」なんて言われてますけど、僕の考えは少し違います。

確かにSpainの中盤は、ボールコントロール、テクニックに関して世界有数でしょう。ただ、Spainのフットボールは純粋なポゼッションフットボールとは言えないと思います。特に前半、トーレスがやや孤立してる感がありましたが、それはSpainの中盤の位置に起因しています。前線から猛烈なプレスをかけ、高い位置でボールを奪う。これはポゼッションサッカーにおける定石ですが、今回のSpainは寧ろリスクを最小限に留めるため、中盤を低めにしっかり守り、そこからボールを繋いでカウンター。という戦術を標榜していたように思います。


【Spain代表と日本代表が描く相似】

今試合は、大会中“最も背が高いチーム”と“最も背が低いチーム”の戦いだったらしいですが、フットボールはガタイじゃない、ということをSpainは証明してくれました。
欧州No.1となったSpain代表のフットボールには、日本代表が見習うべき点が多々あると思います。先述のクアトロ・フゴーネスなんかは平均身長170ちょっとでしょう。日本代表でも小柄な方です。それでも屈強な選手勢ぞろいの欧州で勝ち抜けるわけですから。

日本人の平均身長が飛躍的に伸びることも、黄色人種が唐突に黒色人種と同じだけの身体能力を獲得することも、今後まず望みはありませんから、結局目指すべき姿はSpainのようなフットボールであると私は考えています。


そういえば日本にもかつてありましたね。
黄金のカルテット(中田英、小野、稲本、中村)という名前負けした中盤が。



次回こそ未確定移籍情報をお届けしようと思います。
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